2012年に俳優デビューを果たした清水尋也（しみずひろや）さんは、映画『ソロモンの偽証』2部作をはじめ、『ちはやふる』や『東京リベンジャーズ』シリーズといった話題作に次々と出演し、確かな演技力で注目を集めてきました。
俳優の道に進んだきっかけは、実は身近な家族にあります。4歳年上の兄・清水尚弥さんが出演した映画の試写会を訪れた際、偶然スカウトを受けたことが芸能界入りの始まりでした。
そんな清水尋也さんの魅力は演技だけにとどまらず、人柄や人とのつながりにもあります。「唯一無二でありたい」との思いや、現場での共演者との関係性からは、人間味あふれる交友スタイルが見えてきます。
特に、芸能界で初めてできた友人と公言する高杉真宙さんとの絆をはじめ、世代を超えた俳優仲間や音楽業界のアーティストとの交流は、清水さんの人柄を映し出すエピソードとして知られています。
本記事では、清水尋也さんの交友関係について、信頼できるインタビューやメディア情報をもとに詳しく紹介していきます。
画像引用元：清水尋也さんInstagram（＠hiroyashimizv）
清水尋也の交友関係｜高杉真宙は唯一無二の存在
共演を重ねて深まった信頼関係
2人が初めて顔を合わせたのは、2017年公開の映画『逆光の頃』です。
その後、2012年放送のドラマ『高校入試』での撮影現場では揺るぎない信頼関係を築きました。
まだ中学1年生で、演技の経験もほとんどなかった清水尋也さんは、不安と緊張でいっぱいだったといいます。そんな彼に対し、高杉真宙さんは「年齢は自分のほうが上だけど、気をつかわなくて大丈夫」と声をかけ、さりげなく支えてくれました。
この優しい気配りによって清水さんは心を開くことができ、俳優としての一歩を踏み出す勇気をもらったそうです。
まさにこの出会いが、2人にとって揺るぎない絆の原点となったようですね。
W主演映画『オアシス』での再共演
清水尋也さんが出演する2024年公開の映画『オアシス』では、キャスティングの段階から清水さんの意見が反映されていました。清水さんは脚本を読んだ際、「もし自分がこの役を演じるなら、長い時間を共に過ごしてきた特別な存在に相手をお願いしたい」と考えたそうです。
そして真っ先に思い浮かんだのが、芸能界で初めてできた友人であり、長年の親交を重ねてきた高杉真宙さんでした。その強い希望が実を結び、2人のW主演が実現することになります。
清水さんは「僕にとって高杉はずっと特別な存在。相手役を誰にするかと聞かれたとき、迷わず高杉真宙と答えました」と語り、高杉さんとの関係性がこの作品に深く結びついていることを明かしています。
一方の高杉さんも「若い頃から一緒に頑張ってきたからこそ、この作品で並んで主演できたことが本当に嬉しい」とコメントし、清水さんからの信頼に感謝を込めていました。
（出典：シネマトゥデイ『映画『オアシス』インタビュー記事』）
清水尋也の交友関係｜間宮祥太朗は先輩後輩を超えた関係
第一印象と『A-Studio+』でのエピソード
清水尋也さんと間宮祥太朗さんの関係は、先輩・後輩という枠を超えて築かれた、互いにリスペクトし合う間柄です。
清水さんは間宮さんを慕い、間宮さんもまた清水さんの人柄を高く評価しています。
TBS系のトーク番組『A-Studio+』に清水さんが出演した際、番組MCの笑福亭鶴瓶さんが間宮さんに取材を行いました。
そこで間宮さんは、清水さんと初めて出会ったときの印象について「最初は少し話しづらそうで暗いタイプかと思ったけれど、実際にはとても明るく話しやすい人だった」と振り返っています。このコメントからは、クールに見られがちな清水さんの意外な一面と、二人の信頼関係の深さが伝わってきます。
また、両者の公式SNS（InstagramやX）を確認したところ、公にはツーショット写真や直接のやり取りはあまり見られませんでした。
これは、彼らの交流がプロモーション目的の表向きなものではなく、あくまでもプライベートでの大切なつながりとして育まれていることを示しているといえるでしょう。
清水尋也の交友関係｜常田大希（King Gnu）は兄のような存在
信頼関係と仕事の相談
清水さんが「兄ちゃん」と呼ぶほど慕っているのが、King Gnuの常田大希さんです。雑誌インタビューやラジオ番組では「一番心を許せる存在」と語り、仕事の相談に乗ってもらうこともあると明かしています。
映画『東京喰種』がきっかけの交流
2人の交流のきっかけは、映画『東京喰種 トーキョーグール』。主題歌をKing Gnuが担当したことが縁となり、親交が深まったようです。
音楽界とのつながりはこれだけにとどまらないよ！
清水さんは、ヒップホップ界隈のアーティストとも交流があるようです。過去のインタビューでは、ラッパーのLEXさんや変態紳士クラブとの親交についても語っており、音楽をきっかけに広がった関係性であることを明かしています（出典: NEWSポストセブン）。
清水尋也の交友関係｜池田エライザとは姉弟のような関係
映画『貞子』で築かれた絆
2019年公開の映画『貞子』では、池田エライザさんが姉役、清水尋也さんが弟役を演じました。複数のインタビューによると、2人は撮影当初から役柄の関係性を自然に築けたといいます。池田さんは「清水さんが自分の弟にとても似ている」と感じたそうで、すぐに本当の弟のように接することができたとのこと。
現場では、「姉ちゃん」「弟よ」と呼び合う仲だったそうです。
その信頼感は画面にも表れており、清水さんにとっても池田さんの存在は現場での大きな心の支えになっていたと語っています。
清水尋也の交友関係｜高杉真宙や俳優仲間・アーティストとの交流まとめ
清水尋也さんの交友関係は同世代の俳優にとどまらず、アーティストや先輩俳優まで幅広いのが特徴ですが、本人いわく、芸能界での友達はそんなに多くはないそうです。だからこそ、出会いを大切にして、信頼を積み重ねていく姿勢が、限られた人との特別なつながりを生み出しているんですね。
特に、高杉真宙さんとは「芸能界で初めてできた友達」として深い絆を持ち、映画『オアシス』でのW主演にもつながっています。
清水尋也さんのこれまで築いた交友関係から、彼の人柄の一端が感じられますね。
